心にある幻の様なイメージが現実世界と重なりシャッターによって固定化されていく
心の中にある幻の様なイメージが現実世界と重なりシャッターによって固定化されていく。それは、像であり、香りであり、想いであった。手にとった写真機は僕にとって時間を超えて記憶を重ね、ビジョンを作り出す気管だ。
音符を操り音楽を奏でる様に、言葉を駆使して小説を綴っていく様に、光と時間を収束し写真を紡いでいく。それは僕が世界と繋がる為の行為であり、写真家として生きた証となる。
仕事を熟すプロフェッショナルでもあるが、写真を愛する写真家でもありたいのだ。その為に僕はライカを使う。