心にある幻の様なイメージが現実世界と重なりシャッターによって固定化されていく

PhantomVisions

Statement

心の中にある幻の様なイメージが現実世界と重なりシャッターによって固定化されていく。それは、像であり、香りであり、想いであった。手にとった写真機は僕にとって時間を超えて記憶を重ね、ビジョンを作り出す気管だ。

音符を操り音楽を奏でる様に、言葉を駆使して小説を綴っていく様に、光と時間を収束し写真を紡いでいく。それは僕が世界と繋がる為の行為であり、写真家として生きた証となる。

仕事を熟すプロフェッショナルでもあるが、写真を愛する写真家でもありたいのだ。その為に僕はライカを使う。

Shape of existence / 言葉を持たない者の意思表示、鋭く、完成されている。

Shape of existence / 光をシンプルにすると際立つ生命力の美しさ

Shape of existence / カルサイト化したアンモナイトの化石。そのフォルムにもディティールにも悠久の時間が宿り、見る人を魅了する。

Fragrance of colors / Grape? Lavender?

Fragrance of colors / Soap? or?

Fragrance of colors / Rose? Berry?

Fragrance of colors / Lime? appel?

memories / 鉄には強い意志が篭る。カメラのマウントもそうだ。

Shape of existence / 僕はここにいるのに、僕はここに存在しない。知っている場所でもあり、知らない世界の物語でもある。

Shape of existence / 記憶は重なり合い、その中を人は生きていく。想いはその中で形を変えていく。